
太田 智美
TOMOMI OTA 看護学部看護学科 講師基礎看護学Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、基礎看護学実習
- 学位
- 人間健康科学修士
- 専門分野
- 基礎看護学、生活習慣病看護学
- 研究課題
- 「睡眠」、「生活リズム」、「生活習慣病」、「肥満」、「保健指導」
- 研究中のテーマ
- 「看護大学生の睡眠と健康関連QOLの調査」「看護大学生のクロノタイプに合わせた始業時間が睡眠および健康関連QOLに及ぼす効果」
- 主要論文
- 「太田智美,本田育美,十一元三,細田公則,吉田俊秀,大瀬裕之,原山拓也,澄川真珠子,原田美穂子,江川隆子:糖尿病患者の遂行機能とセルフケア行動との関連の検討,糖尿病,第54巻 第5号,p374-380.(2011)」
- 所属学会
- 日本睡眠学会、日本時間生物学会、日本臨床睡眠医学会、日本糖尿病学会、日本肥満学会、日本看護診断学会
- 経歴
- 【最終学歴】
京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 看護科学コース臨床看護学講座 生活習慣病看護学分野 修士課程
【職歴】
・京都市立病院 病棟看護師(脳神経外科・耳鼻咽喉科・眼科)
・医療法人財団康生会 武田病院健診センター(武田病院グループ 総合窓口)保健師
・2016年~現職
現場で一番大変だったことはどんなことでしたか?
現場よりも大学院(修士課程)が大変でした。学部生と大学院生に求められるものの大きな違いや、臨床経験を通して少し分かったつもりになっていただけで、何も分かっていなかったという現実に打ちのめされました。論理的思考、クリティカルシンキング、ディスカッション、クリニカルクエスチョンは何か、看護は人間をどのようにみるのか…。これらを学問として追究することの重要性を学びました。指導は厳しくとも、決して見放さない、あたたかい先生方や一緒に励ましあった同期のおかげで乗り越えることができたと思っています。
現場で一番嬉しかったエピソードは?
「あなたが担当で本当によかった。ありがとう」と言われること。それまで試行錯誤し、悩み失敗したりしたことも、一瞬で吹き飛びます。
看護を学ぶ在学生へのメッセージ
看護職を目指す皆さんにとって、大学で学ばなければならないことは本当にたくさんあって大変かと思います。しかし、大学生活のなかで学んだことやクラスメイトと共に努力することを通して大きく成長できる時期でもあります。そんな時期を一緒に過ごすことができるのを嬉しく思っています。私も精一杯サポートさせて頂きますので、一緒にがんばりましょう。
これから看護職を目指す人へのメッセージ
看護職は、患者さん等の対象者のみならず、看護職間のチームワーク、他職種との連携や調整能力も必要とされる仕事です。知識や技術が全てではありません。国内・国外のさまざまな文化や人、生活、価値観にたくさん触れるといいと思います。
今後チャレンジしたいこと、大学で取り組みたいこと
奥深い睡眠の世界に没頭したいです。